無限友・永遠&桜 Episode 2 第34話「陸上自衛隊87AWと16MCVの参戦」

 

「無限友・SF戦記物語」本編の各話のアップはTwitter でもお知らせしています。

 

※この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。 また、科学的な解釈や表現も物語に合わせるために架空の内容が含まれています。

無限友・永遠&桜 Episode 2 第34話「陸上自衛隊87AWと16MCVの参戦」

無限友・永遠&桜 Episode 2  未来と過去 無限友・永遠&桜 Episode 2 未来と過去 第34話「陸上自衛隊87AWと16MCVの参戦」のタイトル画像

 

漫画風紙芝居のミリタリーSF戦記物語「無限友 Episode 2 未来と過去」第34話です。

 

(全30コマ)

 

※吹き出しの青字は米語で、黒字は日本語で話しているセリフです。

 

【1/30】2022年2月20日06:25 リノ空軍輸送基地に敷設した陸上自衛隊指揮所天幕(テント)内
ユタ州とネバダ州の州境上空で哨戒飛行中の海上自衛隊P-1 対潜哨戒機が異星人飛行物体による地磁気の乱れをキャッチした。
この情報を元にMADブーム(磁気探知装置)を搭載した複数の米海軍無人偵察機MQ-4Cトライトンが発進、飛行物体の位置情報が作戦統合システムに映し出された。

陸上自衛隊指揮所の荒勝陸将補からの発令

 

※チャカ3: 高速標的機 CHUKAR-III、米海軍の要求で開発された射撃訓練用の無人標的機。海自と陸自でも採用している。

 

【2/30】
荒勝陸将補の発令によりリノ空軍輸送機基地に派遣されていた陸自87式自走高射機関砲(87AW)と16式機動戦闘車(16MCV)の各部隊が迎撃に出動した。

リノ空軍輸送機基地の陸自87式自走高射機関砲と16式機動戦闘車の出動。

荒勝陸将補の作戦どおりに、陸自87式自走高射機関砲と16式機動戦闘車の各8両は交互に空港の誘導路を時計回りに時速70キロで周回を開始した。(停車すると敵のプラズマ弾の餌食になるため。)

 

【3/30】

陸自87式自走高射機関砲が35mm食紅マーカー弾の発砲開始。

87式自走高射機関砲はチャカ3が進む方向を目掛けて35mm食紅マーカー弾(鉄粉入り)の発砲を開始した。

 

【4/30】
35mm食紅マーカー弾は高度700mまたは敵機に当たると炸裂する仕様であった。

87式自走高射機関砲の35mm食紅マーカー弾が上空で炸裂。

 

【5/30】
チャカ3の進む方向に撃ち放った食紅マーカー弾が炸裂すると、異星人の大型輸送機母船と母船から分離した兵員輸送ポッドが赤く染められてその姿を現した。

赤く染められ姿を表す異星人の大型輸送機母船と母船から分離した兵員輸送ポッド。

敵機は何かとタイミングを合わせるかのように、ゆっくりとしたスピードでリノ基地に接近していた。

 

【6/30】Type2022戦闘機の風吹桜

Type2022戦闘機コックピットの風吹桜。

オレゴン州の高高度上空で敵戦闘機を撃退したType2022戦闘機とF22戦闘機に中距離ミサイルAIM-120は残っていなかった。
ハウル少佐はバックアップで待機していたF35戦闘機16機にリノ上空の敵機要撃を託した。

 

※SIAP: 単一統合航空状況図(Single Integrated Air Picture)は、個々の飛行部隊(ユニット)にリアルタイムで支援される個別の交戦レベルの射撃指揮図を一つに統合した近未来システム。

 

※ライトニングⅡ: ロッキード・マーティン社のF35戦闘機の愛称。「Lightning」は稲妻の意味。第二次世界大戦でのロッキード社P-38「ライトニング」双発戦闘機の再来(二世)という意味が込められています。

 

【7/30】エドワーズ空軍基地上空で待機していたF35A
ハウルからの要請でF35戦闘機は攻撃体制に入った。

攻撃体制に入るF35・ライトニングⅡ。

F35は空中機動性を確保するために機体内部のウェポンベイ(兵器庫)のみにAIM-120ミサイル(2発)を搭載した出撃であった。

 

【8/30】

AIM-120を発射するF35戦闘機。

アプレスト編隊飛行(横一線)に整えた16機のF35から各1発の中距離対空ミサイルAIM-120C-8(射程距離約180Km)が発射された。

 

【9/30】リノ上空

ミサイル攻撃を受ける異星人の輸送機。

F35から発射されたAIM-120は6機の敵輸送機編隊を襲った。

 

【10/30】リノ空軍輸送基地上空
米空軍のF35の対空ミサイル攻撃により敵輸送機は壊滅した。

撃墜された異星人の輸送機編隊。

すかさず、荒勝陸将補からカーソンシティへの移動命令が出された。
リノとカーソンシティ間には州間高速道路580号線もあったが、敵の襲撃を受けた時に逃げ場がないため高速道路の使用は避けられた。

 

【11/30】州道395号線
急遽、陸自部隊はリノとカーソンシティを結ぶ国道395号線で南下した。
16両の87AWと16CAVの隊列先頭に2台の軽装甲機動車(LAV)が躍り出てきた。

州道395号線を移動する87AWと16CAV。

2台のLAVには山本一尉、ファルファ大尉らのゴースト部隊7名が分乗していた。
また、16CAVはM833(米軍105mm劣化ウラン弾)、87AW偶数番車は特製の35mm劣化ウラン弾の使用が荒勝陸将補から許可された。

 

※米軍では120mmと105mmの劣化ウラン弾の他に20mm(海軍MK149-2)、25mm(陸軍XM919)と30mm(空軍PGU-14/B)の劣化ウラン弾が実在していますが35mm弾は公式には実在していません。

 

【12/30】カーソンシティ空港南
陸自の部隊は国道395号線から州道531を東に移動しカーソンシティ空港の南側に辿り着いた。

カーソンシティ空港の南側に辿り着いた87式自走高射機関砲と16式機動戦闘車。

上空ではジャガー三佐らが搭乗したRAH-66コマンチがプラズマ砲の標的になるように囮を買って出た。

 

【13/30】
87式自走高射機関砲の奇数番車は上空目掛けて鉄粉入り食紅マーカー弾を撃ち始めた。

食紅マーカー弾を撃ち始めた87式自走高射機関砲。

 

【14/30】カーソンシティ空港上空
異星人の輸送機は地上兵を降下させつつ、自衛隊部隊を目掛けてプラズマ弾での攻撃を開始した。

異星人の輸送機がプラズマ弾での攻撃を開始。

87式自走高射機関砲から撃たれた鉄粉入り食紅マーカー弾により、敵輸送機の機体は赤く染められた。

 

【15/30】タホ湖西側上空

タホ湖西側上空のF35戦闘機ダイヤモンド編隊。

タホ湖西側上空に移動したF35編隊は、鉄粉入り食紅マーカー弾が付着した異星人の輸送機を容易にロックオンすることができた。

 

【16/30】

ミサイル攻撃を受ける異星人の輸送機編隊。

F35から発射されたAIM120により4機(1ユニット)の敵輸送機を撃墜した。
しかしながら地磁気の揺らぎで発見されていた大型輸送機(母船)2機は行方が分からなくなっていた。

 

【17/30】
カーソンシティ空港の民間機格納庫に接近した陸自部隊は、周囲に立ち込めた煙に浮かび上がる二機の大きな機影を発見した。

カーソンシティ空港での87式自走高射機関砲と16式機動戦闘車、軽装甲機動車LAV。

 

【18/30】攻撃ヘリRAH-66のコックピット
87AWから発射された食紅マーカー弾は格納庫裏に着陸していた敵輸送機母船の着色に成功した。
地上部隊からの航空支援を受け、RAH-66ガナーの百瀬三尉が着陸していた敵輸送機母船をロックオンした。

RAH-66のコックピット。

僚機のボブ中尉とレイラ准尉チームもマーベリックミサイルのロックオンをしていた。
しかしながら離陸し始めていたもう一機の敵輸送機母船は逃げ足が早く再び見失ってしまった。

 

【19/30】
2機のRAH-66から4発の空対地ミサイル・マーベリックが発射された。

RAH-66からAGM-65マーベリックを発射。

 

【20/30】
RAH-66コマンチ2機から発射されたマーベリック4発は着陸していた敵輸送機母船に命中し破壊することに成功した。

敵輸送機母船を破壊することに成功。

戦況を見ていた山本一尉は思わずガッツポーズをした。。。

 

【21/30】
一方、見失ったもう一機は米軍が地磁気の乱れで行方を追いかけていた。

LAVの銃座から空を見上げる山本一尉。

SF好きの山本一尉は「マッハ15」のスピードに敏感に反応した…。
不思議なことに降下したはずの敵地上兵の姿が見当たらなかった。

 

※流星号: 1965年1月7日から1966年1月20日まで放映されたテレビアニメ「スーパージェッター」のエアカー型タイムマシン。最高速度マッハ15。

 

【22/30】
山本一尉とファルファ大尉らは、敵兵が降下したであろうと思われる地点に向かったところ、土埃で薄っすらと姿をあらわしている敵の歩兵戦闘車(IFV)6両を発見した。

山本一尉とファルファ大尉らが敵の歩兵戦闘車を発見。

ファルファ大尉はパラレルワールドの2120年の戦いで透明(光学迷彩)になる敵のIFVの厄介さを経験していた。

 

【23/30】

敵に向かう87式自走高射砲と16式機動戦闘車。

山本一尉は87AWと16CAVに十字砲火で敵の歩兵戦闘車を殲滅するように指示を出した。

 

【24/30】
先ずは、奇数番車の87式自走高射砲が食紅マーカー弾を敵の歩兵戦闘車に目掛けて射撃を開始した。

87式自走高射砲の食紅マーカー弾水平射撃。

 

【25/30】
山本一尉とファルファ大尉は戦況を確認し指令所に報告していた。

食紅マーカー弾で着色された敵の歩兵戦闘車。

 

【26/30】
敵歩兵戦闘車は接近してくる自衛隊車両へラズマ弾で反撃をしてきた。

Type-2022戦闘機のハウル少佐と風吹桜二尉。

16式機動戦闘車は87式自走高射砲を守るべくスラローム射撃で105mm劣化ウラン弾による応戦を開始した。

 

【27/30】攻撃ヘリRAH-66のコックピット
上空から索敵を行っていた攻撃ヘリRAH-66とAH-64D アパッチ・ロングボウからマーベリック対地ミサイルが敵歩兵戦闘車に向けて発射された。

RAH-66コマンチからマーベリックが発射される。

 

【28/30】
異星人の歩兵戦闘車は各車両が接近していたこともあり上空と地上からの猛攻になす術を失った。

攻撃に晒される異星人の歩兵戦闘車。

 

【29/30】

戦果を確認する山本一尉とファルファ大尉。

敵のプラズマ弾の反撃は無くなり全滅したことが確認された。

 

【30/30】
リノ空軍輸送基地とカーソンシティ空港の防衛戦は風吹桜が提案した食紅マーカー弾の活用と陸海空の共同作戦で人類の大勝利に終わった。
特に地上戦では練度が高い日本の陸自87式自走高射砲と16式機動戦闘車の機動力が勝利に大きく貢献した。

 

一方で、ファルファ大尉はパラレルワールドでの2120年の対エイリアン戦術と2022年での一連の戦い方を比較していた。

2120年のパラレルワールドでの戦いを思い浮かべるファルファ大尉。

ファルファ大尉は2120年の未来では軍事技術の進歩が逆に兵士の質を低下させ、人間が兵器に操られることを示唆した。。。

 

 

 

第33話に戻る

 

Episode 2 第35話に進む


 


[PR]楽天市場

 

 

各話

無限友・永遠&桜 Episode 2 未来と過去のキャラ紹介
第1話「別時空から来た未来人達」
第2話「謎の金属塊とブラックナイト衛星」
第3話「未来人の脱走・光学迷彩服」
第4話「追跡・自衛隊出動」
第5話「不穏な動き・自衛隊の応戦」
第6話「クローン人間の気配」
第7話「クローン人間・茶々とヒミコへの指示」
第8話「茶々とヒミコのミトコンドリアパワー」
第9話「自衛官・風吹桜と吉野桜子が頼り?」
第10話「人類の安全保障」
第11話「運命と宿命」
第12話「パラレルワールドでの未来」
第13話「2022年・宇宙軍の幕開け」
第14話「D51基地奇襲される・風吹桜の覚醒」
第15話「自衛隊、未来人の攻撃ヘリを死守せよ!」
第16話「異星人の地上兵と工兵の運命」
第17話「未来人・紅永遠の安否」
第18話「紅永遠のDNAとハウルのY染色体」
第19話「合衆国宇宙軍と航空宇宙自衛隊」
第20話「紅永遠の新型戦闘機・暗殺命令の実行」
第21話「クローン人間茶々・CIAジュリア」
第22話「繰り返されるパラレルワールドの事件」
第23話「クローン人間・茶々からの情報」
第24話「異星人のブラックナイトとガーディアン」
第25話「本当の戦はこれからだ!」
第26話「ネバダ州、カリフォルニア州での戦い・その1」
第27話「ネバダ州、カリフォルニア州での戦い・その2-タホ湖空中戦」
第28話「ネバダ州、カリフォルニア州での戦い・その3-司令部放棄」
第29話「ネバダ州、カリフォルニア州での戦い・その4-タホ湖」
第30話「CIA・ジュリアとクローン人間・ヒミコ」
第31話「ガーディアン攻略・その1」
第32話「ガーディアン攻略・その2」
第33話「制空権を取り戻せ!」
第35話「第10代カグヤとハウルの秘密」
第36話「CIAジュリアの陰謀」