無限友・永遠&桜 Episode 2 第35話「第10代カグヤとハウルの秘密」

 

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※この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。 また、科学的な解釈や表現も物語に合わせるために架空の内容が含まれています。

無限友・永遠&桜 Episode 2 第35話「第10代カグヤとハウルの秘密」

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漫画風紙芝居のミリタリーSF戦記物語「無限友 Episode 2 未来と過去」第35話です。

 

(全29コマ)

 

※吹き出しの青字は米語で、黒字は日本語で話しているセリフです。

 

【1/29】2022年2月20日15:00 フロリダ沖の強襲揚陸艦ワスプ
ハウル達のType-2022戦闘機2機は米海軍強襲揚陸艦ワスプに帰投し機体のメンテナンス作業に取り掛かっていた。
ハウル少佐と風吹桜二尉はその合間にデッキから海を眺めていた。

強襲揚陸艦のデッキのハウル少佐と風吹桜二尉

サクラは敵のクローン人間総督カグヤの人物像について気になっていた。

 

【2/29】
ハウルはカグヤとのコンタクトの話をした後、おもむろに空を見上げた。

空を見上げるハウル少佐と不安を覚える風吹桜二尉。

サクラはその行動が気になり少しの不安を覚えた。

 

【3/29】クローン人間秘密基地
その頃、クローン人間秘密基地では第12代カグヤと台与が惨敗だった戦闘結果について話し合っていた。

リノでの惨敗について話し合うクローン人間の第12代カグヤと台与。

 

【4/29】
カグヤはリノの戦いであまりにもあっけなく惨敗したことで機嫌は最悪であった。

次の戦闘方針を指示する第12代カグヤ。

カグヤの話から月のどこかに代々のカグヤのために設置されたムーンベースがあることが分かった。
※ルーン湖: タホー湖の西(フロリダ州)の山岳地帯にある小さめの湖。

 

【5/29】

ご機嫌斜めの第12代カグヤ。

第12代カグヤは、そもそも就任したてで人類との戦闘に巻き込まれたためご機嫌は当初からあまりよろしくはなかった。
また、第12代カグヤは先代の第10代と11代カグヤについて快くは思っていないようであった。

 

【6/29】

次の戦闘方針の変更を説明する第12代カグヤ。

第12代カグヤは人類が自分達よりも好戦的でありそれが早い進歩へ繋がることを悟っていた。
その一方で人類には楽天的な行動もあることから、それを利用した作戦に変更することにした。

 

【7/29】
台与は紅永遠の調査結果をカグヤに報告し始めた。

台与から紅永遠の報告を聞きため息をつくカグヤ。

カグヤはカグヤ一族の遺伝子の半分を引き継いでいる娘の紅永遠の報告を聞くと気が重くなった。

 

【8/29】2022年2月20日16:30 リノ空軍輸送基地
世界では一夜にしてあわや第三次世界大戦勃発ともとれる危機感が漂い始めた。
ネバダ州リノ空軍輸送基地を防衛していた自衛隊は急遽帰国することになった。
それは…。

2022年2月20日に北京オリンピックが閉会した翌朝(日本時間21日07:00)、中国軍は台湾と尖閣諸島での大規模な領空、領海侵犯を行い東シナ海周辺の緊張が極度に高まった。
そこで、日本海に向かっていた米海軍第七艦隊空母2隻の第5空母打撃群と海上自衛隊は東シナ海と南シナ海の警戒に就くことになった。
クワッド参加国のオーストラリア海軍とインド海軍およびイギリス艦隊も南シナ海に向かい始めた。
さらにそれだけではなくこれを機に韓国陸軍10師団が何故か釜山に集結、韓国が対馬、九州侵攻の準備を進めているとの未確認情報が流れた。
米国と日本政府はこの韓国軍の動きを中国に協力する陽動的な動きとして韓国政府に強い抗議を行った。
また、その動きを掴んだ北朝鮮陸軍は開城から南下を始め38度線では1948年の朝鮮戦争勃発時に近い一触即発の様相となった。
そのため、ネバダ州に派遣されていた陸・海の自衛隊は急遽帰国を命じられたのである。
同時にウクライナではロシア軍がウクライナ東の国境に集結を再開したためNATO軍および米軍に緊張が走った。

 

リノ空軍輸送基地からC-2輸送機で帰国する自衛隊を見送る荒勝陸将補と吉野桜子一等陸曹。

 

荒勝陸将補と吉野桜子一等陸曹たち米国宇宙軍への派遣隊は異星人問題解決のためそのまま残留した。

 

国際的な緊張とは別に米国内に残存している敵クローン兵およそ250体がカリフォルニア州山岳地帯の南北に潜伏していた。
クローン兵は小規模な部隊で下山して食糧略奪のゲリラ活動を開始していた。
ネバダ州西側のグリーンベレーとカリフォルニア州東側の101空挺師団では既に小規模な戦闘が始まっていた。

 

カリフォルニア州山岳地帯は国立公園のため空爆が禁止された。
そのため宇宙軍ゴースト部隊は第10山岳師団と共に歩兵特殊部隊による別動のLRPを編成してサーチ・アンド・デストロイ作戦を実施することとなった。

 

※LRP: ベトナム戦争での米陸軍特殊部隊のLRRP(Long Range Reconnaisance): 長距離偵察部隊が発祥。現在はLRP(Long Range Patrol:長距離哨戒部隊)と改称
※サーチ・アンド・デストロイ作戦: ベトナム戦争での対ベトコンゲリラ戦術。ナム戦では農村部への無差別攻撃や、韓国軍兵士による村民への暴行、殺戮、強姦、略奪を引き起こすことになってしまった。

 

【9/29】2022年2月21日08:00 ネバダ州金鉱跡の宇宙軍ゴースト部隊司令部
宇宙軍ゴースト部隊ではフロリダ州の山岳部に残存している敵クローン兵の掃討作戦が発令された。

敵クローン兵の掃討作戦を発令するアレン中佐。

 

【10/29】タホ湖の西、カリフォルニア州スノー山北西に位置するトラッキー
山本一尉、ファルファ大尉らはトラッキーでガイド役の第10山岳師団スノーケル上級曹長と合流した。
このゴースト部隊LRPは山本一尉、篠原准尉、長尾曹長、浅井一曹、ファルファ大尉、ベイリー軍曹、ステラ軍曹とスノーケル上級曹長の8名で編制された。

トラッキーに到着した山本一尉とファルファ大尉。

彼らと別働するの第10山岳師団の精鋭8名の合計二部隊はカリフォルニア州山岳地帯を北側から縦走し索敵殲滅、一方で南側からは第10山岳師団の精鋭LRP二部隊総員16名が縦走する作戦であった。

 

【11/29】
スノーケル上級曹長はピッケルで敵の潜む方角を示した。

スノーケル上級曹長から説明を受ける山本一尉とファルファ大尉。

 

【12/29】
各LRP部隊には陸上自衛隊から静粛性と環境保全のため電動に改造されたスノーモービルが貸与されていた。
バッテリーはパック化されて交換仕様。予備も装備されているが、ヘリまたは輸送ドローンから部隊が指定する場所にバッテリーパックを投下する運用となっていた。

スノーモービルで移動を開始したゴースト部隊。

山本らはスノーケルの先導で新たな戦場へと向かっていった。
※実際の陸自スノーモービル(軽雪上車)はヤマハ発動機の空冷2サイクル535ccガソリンエンジンです。

 

【13/29】2022年2月21日09:55 ネバダ州金鉱跡の宇宙軍ゴースト部隊司令部
ヘルツ将軍は退役前の最後の大作戦であるプラン3について考えていた。

ブラックナイト攻略作戦・プラン3を考えるヘルツ将軍。

 

【14/29】2022年2月21日10:00
第1騎兵師団長プランク将軍とのオンライン会談が始まった。
ヘルツ将軍とプランク将軍は同い年で共に2022年中に退役することになっていた。

第1騎兵師団長プランク将軍とのオンライン会談。

 

【15/29】第1騎兵師団司令官室
ヘルツ将軍はプランク将軍に彼の養子のハウル少佐について質問をしてみた。

ヘルツ将軍がプランク将軍に養子のハウルについて質問。

 

【16/29】

プランク将軍がヘルツ将軍にハウル少佐のことを話始める。

どうやらプランク将軍もハウルことジーン(Gene)についてヘルツ将軍へ話がしたかったようであった。

 

【17/29】
プランクの33年前の回想が始まった。

プランクの33年前の回想が始まる。

 

※チョッパー: 元々は「切り刻むもの」の意味。ジューサーや挽肉製造器等の螺旋スクリューも指し、レオナルド・ダ・ヴィンチのヘリコプターのアイデアモデルから転じて回転翼のヘリコプターもチョッパーと呼ぶ。

 

【18/29】プランクの回想場面

未確認飛行物体から降りて来る女を見上げるプランク夫妻。

 

【19/29】

プランク夫妻の前に降り立った年老いた第10代カグヤ。

プランク夫妻の前に降り立ったのは年老いた第10代カグヤであった。

 

【20/29】
第10代カグヤは手に持っていたカプセルの蓋を開けプランク夫妻の前に差し出した。

手に持っていたカプセルの蓋を開けプランク夫妻の前に差し出す第10代カグヤ。

カプセルの中でまだ赤ん坊のハウルことジーン(Gene)がすやすやと寝ていた。

 

【21/29】

ハウルことジーン(Gene)の説明をする第10代カグヤ。

クローン人間が「失われたY遺伝子」と呼んでいるのは古代に超能力を持った男性のY染色体に組み込んだマーカーのことであり、第10代カグヤがジーンを逃がしその追跡を止めたことで「失われた遺伝子」となった。

 

【22/29】
第10代カグヤは何故ジーンをプランク夫妻に託すのかその理由を語り始めた。

ジーンをプランク夫妻に託す理由を語る第10代カグヤ。

 

【23/29】
いつの間にか第10代カグヤと飛行物体はプランク夫妻の前からその姿を消していた。

第10代カグヤと飛行物体が目の前から消え去り呆然。とするプランク夫妻。

 

【24/29】

ジーンを養子に迎えた経緯を語るプランク将軍。

ハウルことジーンのルーツは明らかに人類のドイツ人であることが証明された。

 

【25/29】

ハウルは第10代カグヤとの関わりを知らないと話すプランク将軍。

ハウルは第10代カグヤとの関わりを知らないようであった。

 

【26/29】
プランク将軍とのオンライン会談が終わった後、ソフィア中尉が未来人ローミー大尉からの書簡を持ってきた。

ヘルツ将軍にロミー大尉からの書簡を手渡そうとするソフィア中尉。

ロミー大尉はオンライン面会や電子メールでは異星人のブラックナイト衛星の監視に引っ掛かると考え書簡をヘルツ将軍に送っていた。
本来ならばロミー大尉は上官のハウル少佐を通すのが筋ではあるが、ヘルツ将軍は冗談を言いながら突っ返さなかった。

 

【27/29】
ロミーの手紙はヘルツにとって衝撃的な内容であった。

ロミー大尉の書簡を読み始めて混乱するヘルツ将軍。

 

【28/29】

ロミー大尉の書簡を読み困惑するヘルツ将軍。

ロミーの手紙の主旨は極秘作戦のプラン3にジェナ中尉と志願したいとの内容であったが、ヘルツにとっては60歳直前の自分が結婚して子供を作るということがあまりにも衝撃的で困惑を招いた。

 

※ロミー大尉の系譜はヘルツ将軍の一人娘がプランク将軍の実子(ハウルの弟にあたる男の子)の子供と結婚し、その子孫なのでロミーのファミリーネームはプランク姓になっています。

 

【29/29】

未来人達との繋がりに驚くヘルツ将軍。

以前、ヘルツ少将と荒勝陸将補はメンデル軍医がまとめたゴースト部隊スタッフのDNA鑑定結果を見て驚いた。
ヘルツの頭の中では2120年からタイムスリップしてきた未来人達と過去の自分達との繋がりが段々と明確になってきた。
しかしまだ繋がりがハッキリと具現化していないNA鑑定結果が多々残されており、ヘルツは荒勝にも相談、協力を求める必要性を感じた。

 

 

 

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各話

無限友・永遠&桜 Episode 2 未来と過去のキャラ紹介
第1話「別時空から来た未来人達」
第2話「謎の金属塊とブラックナイト衛星」
第3話「未来人の脱走・光学迷彩服」
第4話「追跡・自衛隊出動」
第5話「不穏な動き・自衛隊の応戦」
第6話「クローン人間の気配」
第7話「クローン人間・茶々とヒミコへの指示」
第8話「茶々とヒミコのミトコンドリアパワー」
第9話「自衛官・風吹桜と吉野桜子が頼り?」
第10話「人類の安全保障」
第11話「運命と宿命」
第12話「パラレルワールドでの未来」
第13話「2022年・宇宙軍の幕開け」
第14話「D51基地奇襲される・風吹桜の覚醒」
第15話「自衛隊、未来人の攻撃ヘリを死守せよ!」
第16話「異星人の地上兵と工兵の運命」
第17話「未来人・紅永遠の安否」
第18話「紅永遠のDNAとハウルのY染色体」
第19話「合衆国宇宙軍と航空宇宙自衛隊」
第20話「紅永遠の新型戦闘機・暗殺命令の実行」
第21話「クローン人間茶々・CIAジュリア」
第22話「繰り返されるパラレルワールドの事件」
第23話「クローン人間・茶々からの情報」
第24話「異星人のブラックナイトとガーディアン」
第25話「本当の戦はこれからだ!」
第26話「ネバダ州、カリフォルニア州での戦い・その1」
第27話「ネバダ州、カリフォルニア州での戦い・その2-タホ湖空中戦」
第28話「ネバダ州、カリフォルニア州での戦い・その3-司令部放棄」
第29話「ネバダ州、カリフォルニア州での戦い・その4-タホ湖」
第30話「CIA・ジュリアとクローン人間・ヒミコ」
第31話「ガーディアン攻略・その1」
第32話「ガーディアン攻略・その2」
第33話「制空権を取り戻せ!」
第34話「陸上自衛隊87AWと16MCVの参戦」
第36話「CIAジュリアの陰謀」